ダメージを与える原因を減らす

皮脂は悪いものではない
臭いの原因となる皮脂ですが、実は頭皮の保護や雑菌の繁殖を防いでくれる良いものでもあります。
しかし放置しすぎてしまうと前述のように臭いの原因となってしまう少々厄介なものです。
皮脂が多ければ多いほど時間の経過と共にイヤな臭いを発しますが、皮脂の多い人と少ない人の差は一体何なのでしょうか。
本来なら一定量残しておくべき皮脂ですが、シャンプーのしすぎや、洗髪の際に強くこすり過ぎてしまうことで必要な皮脂まで洗い流してしまうことになります。
そうすると頭皮の保護をする為に皮脂を追加で分泌しようとしますが、この際に過剰に分泌してしまうのです。
個人差はありますが、これが洗髪をするのは2日に1回でも良いと言われている理由の一つです。
食事から考えるヘアケア
髪の艶に必要な栄養素は主に食物からも摂ることが出来るたんぱく質、ビタミンB、亜鉛と言われています。
偏った生活では当然これらを摂ることは難しいですし、何も考えていない普通の食事でも摂取は難しいでしょう。
しかしメニューを一から見直す必要はなく、通常の食事に一手間加えるだけで摂取することが出来るものもあります。
特に亜鉛などは意識しなければ摂取は困難ですが、ごまに多く含まれているのでこれをメニューに混ぜるだけでも十分です。
また、脂質や糖質の摂り過ぎは余分な皮脂を分泌する原因の元となってしまいます。
上記3つの栄養素を取り入れるだけでなく、なるべくこれらを避けるようにすることでより効果が期待出来ますが、ストレスによっても皮脂は増えてしまうので程々にしなければなりません。